北神戸シルバーバーチ読書会 学習記録

北神戸シルバーバーチ読書会 学習のまとめ

2019年5月読書会 学習内容

今月のシルバーバーチのことば

 「御利益信心は利己的な要求ですから、これを祈りとよぶわけにはいきません。ああしてほしい、こうしてほしい。カネがほしい、家がほしい──こうした物的欲望には霊界の神霊はまるで関心がありません。 そんな要求を聞いてあげても、当人の霊性の開発、精神的成長にとってなんのプラスにもならないからです。一方、魂のやむにやまれぬ叫び、霊的活動としての祈り、暗闇に光を求める必死の祈り、万物の背後に控える霊性との融合を求める祈り・・・そうした祈りには魂の内省があります。 つまり自己の不完全さと欠点を自覚するが故に、必死に父なる神の加護を求めます。 その時の魂の状態そのものがすでに神の救いの手を受け入れる態勢となっているのです。ただ、これまでも何度か述べたことがありますが、そうした祈りをあえて無視して、その状態のまま放っておくことが実はその祈りに対する最高の回答である場合がよくあります。 こちらからあれこれと手段を講じることがかえって当人にとってプラスにならないという判断があるのです。しかし魂の奥底からの要求、より多くの知識、より深い悟り、より強い力を求める魂の願望は、自動的に満たされるものです。」 『シルバーバーチの霊訓(1)170頁』

 <学習内容> シルバーバーチの教え(上)第7章 正しい祈りとは              

<学習のポイント>

今回も、感想を書いて頂く時間を確保することが出来ませんでした。次回から感想を省いて各々が学んだことを持ち帰り、静寂の中で振り返りをしてもらうことにします。久しぶりにレギュラーメンバーが揃い、穏やかな中にも凜とした空気ただよう交霊会となりました。
祈りについて、シルバーバーチは、「(祈りの気持ちは)愛着を覚える人のみにかぎることは感心しません。それよりはむしろ全人類のためになる方法で自分の精神が活用されることを求めることです。(潮文社 霊訓2 169頁抜粋)」と述べています。この崇高な霊的教訓を軸に、具体的な内容を例に挙げながら、祈りの学習を深めていきました。

*祈りとは光明と導きを求める魂の叫びであること。

*祈りは、より高級なエネルギーとの一体を求めるための手段であること。

*目指す内容が明確になるため、祈りは声に出す方が良いこと。

*正しい動機で祈ること。

*危険下での救急の祈りは、血縁関係の霊、類魂、救急のための霊団など、経験豊かな霊たちが派遣され、保護のためのエネルギーを引き寄せる。(火事場の馬鹿力)

上記が学習内容のポイントです。(参加者5名)

 

次回読書会のお知らせ

6月21日 (金) 10:00~12:00 
神戸市北区民センター 本館4階和室

 

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